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12月クリスマスツリー

12月クリスマスツリー

クリスマスツリーはクリスマスのために飾り付けられた木です。
クリスマスってなんだっけ!
サンタがやって来る日!
クリスマスケーキが食べられる日! 
クリスマスはイエスキリストの生誕日です。

日本は仏教ですね。お釈迦様の誕生日は知っていますか。
お釈迦様の誕生を祝う行事は灌仏会(かんぶつえ)といい、毎年4月8日に行われています。
別名花会式(はなえしき)、花祭り(はなまつり)で灌仏会は知らなくてもこれらの名は聞いたことがあると思います。

クリスマスツリーはクリスマス・キャロルの[モミの木]からうかがえるとおり、ヨーロッパでは伝統的にヨーロッパモミが使われてきました。

日本ではモミの木より入手が容易で比較的丈夫なドイツトウヒやゴールドクレストなどが用いられます。

クリスマスツリーは知恵の樹の象徴で冬に葉が落ちるリンゴの木の代用に常緑樹のモミの木が禁断の木の実を飾るために使用されたのが由来ともいわれます。常緑樹が使われるのは冬の間も緑を保つ、強い生命力の象徴とされたためです。

日本では人工のクリスマスツリーを飾る方が多いと思いますがヨーロッパやアメリカなどの海外では生木のツリーを飾るのが一般的です。
シーズンになると生木のクリスマスツリーが根の付いていない状態(生け花状態)で売られています。
根の無い生木は枯れてしまうので毎年買い求めなければなりません。
毎年捨てて新しく購入するのはもったいないというか、木が可哀相な気もしますが、それがそれぞれの国の文化なんでしょう。

日本でも門松は毎年作り変えられますが、個人の家ですることは少なくなってきました。
海外のクリスマスツリーも商業ビルだけのものになるかもしれません。

クリスマスツリーの育て方
庭に植えるとどんどん大きくなってしまうので鉢植えで管理するのがベターです。
地植えは日当たりの良い所に少し高植えにして排水を考えます。
土壌も腐葉土やバーク堆肥等を十分混ぜて水はけの良い土壌に改良してから植付けます。
また、やせ地でも十分生育できるので元肥はしません。枝葉の容積が多いのでぐらつかないよう必ず支柱をしましょう。
鉢植えであれば、クリスマス前後の数日は室内に置けますが煖房のきいた部屋では乾燥に十分注意します。
半日陰でも生育しますが枝葉が間延びしたり、病気や虫害に弱くなります。
クリスマスが終わったらなるべく早く一回り大きな鉢に植え替え戸外の日当たりの良い場所に移します。
夏場の水切れや蒸れなどに弱いため突然夏から秋に葉が茶色くなって枯れてしまうことも多いので風通しの良い所で育てます。

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