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服部緑地公園の蓮の花                 2019/07/15

梅雨の晴れ間を狙って服部緑地公園の蓮の花を見に行った。
8時30頃に到着、山ケ池の蓮の花を見に行く途中、円形花壇のヒマワリの様子をを覗いてみる。
ヒマワリは満開の見ごろ、高さ2㍍位の品種だが群がるように植えられていて見応えがある。

ヒマワリ畑

ヒマワリ畑

ヒマワリの花

ヒマワリの花を写真に収めてから山ケ池へ。
今年は長居公園のハスは不調で花は見られない。
大泉緑地公園のハスも7月13日(土)にボランティア活動のついでに見てみたが花の数は少なかった。
服部緑地公園のハスの花はどうかと心配したがかなりの数の花が咲いている。
しかし、池の周りのフェンス沿いの雑草がまだ刈り取られていなくて少し見づらい。デジカメは標準的なズームレンズなので近くの花しかきれいに撮れない。
昨年は雑草がきれいに刈られていたのにと思って調べてみたら8月の4日に来たみたいである。

フェンス沿いの雑草

蓮の花

蓮の花

大阪城公園樹木1200本伐採   2019/07/04

2019年7月3日  朝日新聞夕刊
大阪城公園樹木1200本伐採 民間管理進む商業化

大阪城公園(大阪市)で、公園運営を民間企業が担うようになった2015年度以降、約1200本の樹木が伐採されていたことがわかった。無料の遊具エリアがあるのに、すぐそばに樹木を伐採して民間運営の有料の遊び場が設けられた場所もあり、「商業化が行き過ぎている」と市民から不満の声も出ている。
6月の晴れた日、公園は家族連れや外国人観光客でにぎわっていた。子供たちが遊ぶ無料の遊具では、一部の滑り台が故障で閉鎖。一方、すぐそばには遊具が充実した18年オープンの有料の遊び場がある。大阪府四條畷市から孫(5)を連れて遊びに来た男性(74)は「観光客ばかりで、住民がのんびり過ごす場所じゃなくなったね」と話す。
大阪城公園は大阪市が運営していたが、民間参入を進める指定管理者制度によって15年度から20年間、電通や読売テレビなどで構成する大阪城パークマネジメント共同事業体(PMO)が運営することになった。
 公園の魅力向上も管理者選定の条件で、新たな商業施設設置も認められる。このため、公園東側を中心にコンビニや飲食施設、劇場などが次々と建てられ、集客力を高めている。
 一方、園内では商業施設建設のため樹木伐採が進む。大阪市には市民から「木がどんどん伐採されている」「商売ありきの公園になっている」などの不満が寄せられている。

2~3年前の朝日新聞 声欄にも

大阪城公園 緑切り開発なぜ
アルバイト K K  (大阪府 69)
大阪では現在、万博や総合型リゾート(IR)の誘致が大きな話題になっている。
だが、これらの陰で大阪城公園が大きく変わりつつあるのをご存じだろうか。
木々が伐採され、駐車場や商業施設の建設が目立つようになった。市民の憩いの場であるはずの緑豊かな公園が、近年急増する観光客向けに開発されている。
先月に計画が発表された「クールジャパンパーク大阪(仮称)」は約6200平方メートル
もの敷地を利用した劇場施設だという。今回も広大な緑が失われるのか、予定地はすでに囲われ工事中である。隣の噴水広場の周辺も木々が伐採され、無残な姿となっている。
観光客は、史跡としての大阪城を目当てに来ているのだ。同時に市民が公園で憩う姿を見て、この都市の成熟度をはかっている。商業施設が乱立する公園に、街の本当の魅力を感じられるだろうか。
大阪市は緑の占める割合が全国でも最低レベルだと指摘される。
木々を犠牲にした開発でなく、市民が心豊かに過ごせる環境の維持を優先すべきだ。
今、私は大阪城公園に行く気にはなれない。

工事の始まる4年ぐらい前に敷地のマテバシイが一斉に強剪定されてしまった。
なぜマテバシイだけが強剪定されたのか解らなかったがその頃からもう計画は始まっていたのだろう。
私はマテバシイのどんぐりを使ってストラップを作っている。
その年からもうマテバシイのドングリを採取することはできなかった。
大阪城公園のここのマテバシイのドングリは何所よりも大きくて立派で、まさにマテバシイのドングリのメッカであった。
もうあのビッグなマテバシイのストラップは作ることはできない。
そして、工事敷地内の樹木はすべて伐採されてしまった。

大阪城公園、天王寺公園は管理費削減のために公園の理念や信条もなしに、何もかも民間に投げ出し、市民の公園から単なる集客を目的とした観光地へと変質してしまった。
大阪城公園は市民の公園ではなくインバウンド向けのただの観光地となってしまった。
民間参入の指定管理者制度ではコストパフォーマンスのみが重要視され、公園の本質や将来像を考えることは失われている。
目先にこだわる悪い面が公園行政にも如実に現れた例であろう。

大阪城パークマネジメントは商業化を推進し利益を得ることを目的としている。
商業施設を建設する土地の為に木々をすべて伐採している。
つまり利益の為にみんなの自然を、財産を、奪っている。
公園の景観に配慮しながらと掲げてはいるものの、決してそんなことはないように思われる。

キササゲ                      2019/06/22

4月6日にしだれ桜を見に来た以来、2ヶ月半ぶりの服部緑地都市緑化植物園。
昨年始めて植物園を訪れてから1年が過ぎた。

今日のお目当てはキササゲの花。

キササゲは万葉集にも詠まれているように古く中国から渡来した。
しかし、キササゲは楸(ひさぎ)(あずさ)、久木(ひさぎ)とも言われ、謎の多い木である。
新天皇のお印は梓でこの木は二つの説があり、このキササゲとミズメが挙げられている。
詳しくはこのHPで楸(ひさぎ)・キササゲ・梓(あずさ)・ミズメを参照してください。

植物園に到着すると一目散にキササゲのあるハーブ園の横に行く。
あれ・・・、たくさんの果実は付いているが花は見えない。
解説書では花期は6~7月とあるが・・・。
やっと、残り花を確認し写真に納める。
もう少しきれいな立派な写真を撮りたかったが来年まで持ち越しか。

キササゲ

キササゲの花

6月も終わろうとしているのに梅雨入りは未だ。
この時期はまだまだ過ごしやすい。
もうすぐやってくる熱帯夜や猛暑日に危惧しながら気持ちよく散策した。
芝生のネジバナがかわいい。

ネジバナ

ふと見ると、昨年の台風23号の被害の後に植えられた洋シャクナゲの中にハタケニラが花をつけていた。
未だ少しだがハタケニラが蔓延ると根絶することは難しい。
分球する小さな球根や種ですごい勢いで増えていく。
球根の子球をばらさないよう土ごとしっかりと処分することが望まれる。

ハタケニラの花

新天皇のお印 梓(あずさ)             2019/05/11

2019年5月11日(土)の新聞に天皇陛下即位の記念硬貨の記事の中で
金貨の表面には鳳凰と瑞雲を裏面には菊花紋章と天皇、皇后陛下の「お印」の梓(あずさ)とハマナスをあしらった。とある。

記念硬貨の裏面

新天皇のお印の梓(あずさ)はどの木が当てはまるのか。
中国の「梓」と日本で言う「あずさ」がそれぞれ違う樹木をさしていて、今では日本でもほとんど「あずさ」とは呼ばなくなったために、厳密には「あずさ」という和名の樹木はありません。

皇太子殿下と妃殿下雅子様のご結婚十周年記念硬貨の台紙には「キササゲの花」と雅子様のお印「ハマナスの花」が印されています。
日本国皇室でお選びになった、皇太子殿下、浩宮様の(お印)は“梓”(あずさ)ですがこれは“キササゲ”が当てはまると思っていました。

しかし、今回の記念硬貨の梓(あずさ)の柄はキササゲではなくミズメのように思えます。

ミズメの花

東京新聞2019年5月5日の記事に
前橋市柏倉町のカネコ種苗ぐんまフラワーパークは、天皇陛下のお印である「梓(あずさ)」の木の種を来園者に無料で配布している。六日まで。

梓 きささげ

一日百袋(一袋五粒入り)限定の先着順で、一世帯に一袋のみ。
 お印は天皇や皇族などが身の回りの持ち物や調度品を区別するため、幼少期から使うしきたり。梓はノウゼンカズラ科で「キササゲ」とも呼ばれ、白い花を咲かせて大きな葉が付くのが特徴だ。
 種の配布は皇位継承に合わせ、ゆかりの植物に興味を持ってもらおうと企画。種は土に植えると二週間ほどで発芽し、五~十メートルまで育つ。希望者は園内の休憩室で住所、氏名、電話番号を記帳してから受け取る。
 同パークの石橋照夫社長(70)は「一日の配布開始から連日好評で、午前十一時ごろには全て配布し終えている。令和の記念に庭や植木鉢などに植えてほしい」と話している。

また、新天皇の即位を祝ってお印である樹の記念植樹もあちこちで行われている。

その木はどの木が選ばれているのか、梓の木についての知識が深まり、木についての興味が広がることを期待します。

春の妖精 石斛の花 2019/04/30

セッコクの紅花

セッコクの変わり花

平成最後の日。
新聞・TVとも平成から令和への話題ばかり。

自分自身の平成を振り返ると、平成元年に会社で初めての関連会社へ第1号で出向。
まもなく、伊勢志摩勤務となり、半年ほど単身赴任。
その後、家族を呼び寄せなれない町で4人暮らし、3年近く過ごした。
関連会社で5年弱勤め、元の会社に戻った。

ちょうどその頃から石斛を作るようになった。
はじめは大手通信販売で長生蘭の組み物5鉢を栽培した。
そして今まで山野草の展示会、蘭専門店の通信販売、姫路の石斛保存会等の展示会などで買い求め、今では200種類以上になってしまった。
栽培は2号~2.5号の素焼き鉢で砂植え。一般の水苔植えは水のやり過ぎか余りうまく作れない。
増えてきたのでヘゴや流木も付けて楽しんでいる。

でも植え替え等の作業も大変なので減らす努力をしているが愛着心もあり、なかなか難しい。
今はちょうど開花の真っ盛り、かわいい花と優しい香りで和ませてくれる。

北ベランダの栽培所

南ベランダの栽培所

セッコクの花

5月3日は姫路市の緑の相談所で行われる石斛保存会の春の展示会に行く予定。
減らさなければならないのにまた買ってしまうのではないか?

佐保川の桜も満開                  2019/04/05

大宮橋から東を望む

ソメイヨシノの満開宣言を受けて、今日は奈良市佐保川の川路桜を見に行こうと思い立った。
佐保川の桜は2013~15年に毎木調査し2016年3月に報告書をNPO法人ガーデンネットで自費出版した。
このホームページでも佐保川の桜で一部を紹介している。

佐保川の桜

佐保川の桜

早めの昼を済ませ近鉄新大宮駅から大宮橋に。
桜並木は青空の中満開、気温も20度前後で絶好のお花見日和。
佐保川の川べりや川の中段のところは花見客でいっぱい。
でも、宴というよりはお昼を桜の下で楽しむ感じ。
また、インバウンドの観光客が相変わらず多い。
桜の写真スポットは記念撮影の観光客がいっぱいでなかなか思うような写真は撮れない。
川路桜の生育状況を心配していたが美しく咲き誇り、開花時はとどこおりないように思える。

川路桜

川路桜

川路桜

川路桜

桜の幹には樹木台帳のナンバーリングがされていた。
佐保川の桜の保全に調査報告書が少しでも役立っているのかなと思っている。

ナンバーリング

朝日新聞の3月27日の記事に謎解き日本一という見出しで最も長い桜並木のことが載っていた。
31㌔続く桜並木 市民が守る  岐阜県各務原市
花見シーズンには20万人が訪れるという。
その手入れ役を担うのは33人の保全ボランティア。木にナンバープレートを付けて管理し、枝を剪定し切り口を保護する薬剤を塗って回る活動を毎年30回続ける。
市の祭りの担当者は桜の花が咲く短い間だけでなく、新緑や紅葉、冬の間じっと力をためる姿も含めてめでてほしい。そしてそれを支える人たちがいることも忘れないでとある。

佐保川の桜は綺麗に咲いているが管理は充分とは言えない。
佐保川のそれぞれの地区でも桜の手入れを担う体制を協働という形でできないか。
行政も努力してほしい。

佐保川の桜

服部緑地都市緑化植物園の桜             2019/03/27

近隣のソメイヨシノもちらほら咲き始めた。
今日は気象台から大阪のソメイヨシノの開花宣言が発表されるだろう。
服部緑地のHPにシダレザクラが咲き始めたとある。
シダレザクラはヒガンザクラの品種であるからもう見ごろかと期待に胸ふくらませて訪れた。
都市緑化植物園の入口にあるベニバスモモの花は見頃で、横のサンシュユの黄色い花のコラボに春を感じさせられる。

ベニバスモモとサンシュユ

さて植物園の中のシダレザクラは5本あるが1本だけがまあ見ごろで、他の木はまだ蕾が固かった。
シダレザクラは何種類か品種があるようで異なった木かもしれないが、樹名札にはヒガンザクラの枝垂れたものとあるので単に開花が遅れているだけか?

シダレザクラ

シダレザクラ

シダレザクラ

ソメイヨシノはまだチラ程度、ハーブ園横のヤマザクラは綺麗に咲いていた。

ヤマザクラ

ヤマザクラ

マンサク考                     2019/03/01

弥生3月、奈良東大寺のお水取りが始まるというのに暖かい日が続く。
杉花粉は嫌だが陽射しの柔らかさに誘われて服部緑地に出かけた。
今日の興味は早春に咲く花木(マンサク、サンシュユ、トサミズキ、ロウバイ)の開花状況。
緑地の梅林は満開で見ごろ。満開の梅は冬姿に比べ、木姿も大きく見える。

梅林

紅梅

植物園の椿山の椿も見頃なのだが、一斉に咲かないし萎れた花が目障りで気になるので余り鑑賞する気になれない。一輪一輪はとても美しく見応えがあるのだが。

玉の浦

さてマンサク、丁度花は見頃、きれいに咲いている。
名の由来は、花がたくさん咲くので「豊年満作」、春に他の花に先駆けて咲くことからまず咲く花でマンサクと名付けられたというのが通説である。
しかし、枝に枯れ葉が残り、枯れ葉の中の花は地味なので明るいイメージは少ない。
マンサクの名は古くはシイナとかシイバナと呼ばれたが、凶作を連想させる忌み言葉を嫌って、反対語である満作に改められたという説がわかるような気がする。

マンサク

マンサク

マンサク

サンシュユは蕾が膨らみかけで見ごろは早いが、蕾みの色も濃い黄色で満開のサンシュユは黄金色に輝き豊年満作のイメージに近い。

サンシュユの蕾

服部緑地都市緑化植物園の椿山            2019/02/02

椿山の椿 金魚椿

昨年の6月、服部緑地都市緑化植物園の年間パスポートを求め、月に2~3回通っている。
落ち葉やゴミもなく、静かにゆっくりとした時間の持てる植物園である。

服部緑地都市緑化植物園には「椿山」があり、500品種 約1150本の椿が見られるそうだ。
でも、ここは椿山というイメージはなく、ただ椿が植わっている山という感じであるのは惜しい。
それは椿山に椿以外の木が混在しており、椿以外の木の樹高が高く生育も良い。
その一つに松がある。松は植えたものでは無く実生で生えてきた物と思われる。
このような木は移植するか、取り除いて、跡地に椿を植えれば椿山としての景観は良くなる。
ヒメユズリハやモッコクの木も対象にして良いと思える。

椿山入口の松

植物園をどうアピールするのか。
植物園を総合プロデュースする人は誰なのか。
指定管理者制度の弊害もあるのかもしれない。
木は大きく生育するか、いじけて生育し最後は枯れてしまうか。
自然のままでは、木はそのままの姿形をとどめていくことはできない。
すべての椿をPRするより、椿山の主(ぬし)椿やいちおし椿の選定など椿の見せ方にも工夫がほしい。

主(ぬし)椿候補

見学して残念なのは、椿に対しての管理が余りなされていないと思われる。
椿にはチャドクガが発生する。
来園者に被害が出ないようチャドクガの防除作業は丁寧にされていると思う。
椿の木の植え方に規則性がなく、株の間隔が50㎝ぐらいのところもあり、椿の生育や見せ方を考えた管理がなされているとは思えない。
椿のすかし剪定は全く行われていないと思われる。
少しだけ不要な枝を剪定するだけで美しい樹姿になり、病虫害も予防できる。
剪定した枝はポットに挿し木すれば良い。
活着したポットはフラワーカーニバルで売ってお茶代か管理費にしてはどうか。

椿は陰樹(日陰で生育する木)と思われていることも多いが、陽ががんがん照りのところでも葉焼けすることもなく、花も多くつける。家の鉢植えの椿も日当たりの良い南側においたところ、花付きや不定芽の発生が良くなった。
ここの椿はたくさんの実を見ることも多い。
花柄摘みを行い、多くの種を結ばさないようにし、木の負担を和らげたい。
花がら摘みは病虫害の予防にもなる。

簡単な椿の管理は植物園ガイドのボランティアの「この指たかれ」にお願いすることも一つの選択肢であろう。

木の実のリース                   2018/12/06

木の実

クリスマス用

15年ぐらい前、木の実のリースを作っていたが、しばらくご無沙汰であった。
4月に仕事を辞めたのをきっかけにまたリース作りを始めた。
リースの台は購入したものが均一で使いやすいが、ゴルフ場で採取してきたアケビづるで手作り。
接着にはグルーガンでは無くコーキング剤を使用。
グルーは熱いので火傷の心配があり、グルーの溶ける時間が一定でなく少し使いづらいから。
しかし、コーキング剤の使用は使い始めると少しずつ中で硬化が始まるので早く使い終える必要がある。
木の実はヒマラヤスギ、マテバシイ、メタセコイヤ、ヤシャブシ、ツガ、マツボックリ、アメリカフウ、ツバキ等を公園・緑地で収穫。
パクリや飾り物の実は購入。
まずアケビの台に正面を決めて取り付け用のアルミ線を取り付ける。
ポイントになるところに大きなシーダーローズやアメリカフウを取り付け、その間を小さなメタセコイヤやヒノキで埋めていく。
最後に飾り物の赤や燈色の実を配置して華やかにさせている。

木の実

模造木イチゴ

パクリと小さな実

鶴見緑地のコスモスの摘み取り体験          2018/11/27

小春日和の天気に誘われて、昼過ぎから鶴見緑地へ出かけた。
10月19日に久しぶりに訪れたが、台風21号の被害で風車のあるお花畑やバラ園は、次の日20日から開放ということで見られなかったので、再挑戦。
緑地の木々の紅葉の色合いはどうかな、きれいに紅葉した形の良い葉っぱはパウチして栞の材料に。
鶴見緑地の紅葉は桜紅葉が一番の見頃。でも桜の葉の紅葉の仕方は真っ赤から黄色、すこし緑が残っているものや茶色く変色したものと多種多様。
栞の適した葉は形、色、大きさで1本の木から数枚しか集められない。
ナンキンハゼの紅葉は未だすこし早い。バラ園奥の滝の周りの紅葉は真っ赤に染まっていて絵になっていた。

滝の紅葉

バラ園ももう盛りは過ぎていたが多くの花が開花、甘いにおいが立ちこめまだまだ見応えもあった。

バラ園

風車のあるコスモス畑は丁度今日が摘取り体験の日。
看板に11月27日(火)10:00~12:00定員500名
コスモスがなくなり次第終了とあったが15:00前でも未だ多くの開花株があり、たくさんの人が摘み取っていた。

摘み取り体験の看板

コスモス畑

摘み取り

灯しびとの集い                    2018/11/10

昨年の灯しびとの集い以来1年ぶりの大仙公園。
私的には天然記念物なみのシンボルの株立ちの大ケヤキは台風21号の影響は受けなかっただろうか。
目立った枝折れもなく大きな被害は見受けられなかったのでほっとした。
ただ、葉は暴風で千切れ、塩害の影響か茶色に変色していた。

2017年の姿

立派な株立ち

2018年の姿

昨年の灯しびとの集いでnotahさんの草木染め・手織りのウールのマフラーを思い切って買ってしまった。
少し薄手の生地なのでいま晩秋か春先に使っているがこの頃は春と秋の時期は短く感じられ使用頻度は少ない。

手染めのマフラー

昨年は飲食店はすごい行列で食べ物は買いそびれてしまったので今年はWebで出店リストを調べ、すぐに並んで米 day no1 の弁当を買い求めた。
お土産に季節といなり 豆椿のいなり寿司も買った。

わっぱ弁当

わっぱ弁当

季節といなり 豆椿

いなり寿司

さて、出店中の作家のさまざまなクラフトだが、すべてにおいて手のでない価格表示が多い。
お気に入りの商品は5倍ぐらい、興味を引いたものも倍ぐらいの開きがある。
確かに商品は味のあるいいものが多く評価できるが。
クラフトといえども日用品も多い。
普段使いのできるぐらいの商品をもっと多く出店してほしい。
しかし、すごい人びとで混雑していて、私には手の出ない商品もたくさん売れていた。

木製のぐい飲み

陶器屋さん

ミニ盆栽屋さん

今日買ったものは弁当以外はハゼの実で作った和ろうそくのみ。
ほしいものもたくさんあったが、かまんの一日でした。

和ローソク

和ローソク

服部緑地都市緑化植物園でシェフの屋台&Civic Jazz   2018/10/28

アクアジャズオーケストラ

アマチュアビッグバンド アクアジャズオーケストラの野外コンサートが服部緑地都市緑化植物園で開催された。

朝の部は11:15から、昼からの部は13:15から。
土曜日未明に寒冷前線が通過し、今日は少し寒くなる予報だったが天気は良く、陽だまりは暖かいと言うよりすこし暑いぐらい。

1時前に到着後、園内を一回りしてから会場の池の前へ。
芝生広場の屋台にはこだわりのグルメやスイートなどを求めて、長い行列ができていた。

演奏が始まった。ジャズに疎い私でも、聞いたことのあるスタンダードの曲が多く屋外での大迫力で聞きごたえがあった。

池の周りの芝生の斜面にシートを敷いて、アルコール片手に、また食事をしながらジャズを聴いている人が多かった。来年は私も。

また、子供の多さにも驚いた。泣いていた幼児や落ち着かなく動いている子も演奏が始まると温和しく、すてきな野外コンサートだった。

画像の説明

コスモス                     2018/10/20

服部緑地公園のコスモスの花が見頃という新聞の記事を思い出して、昼過ぎに行ってみた。
台風21号の暴風で根元から倒れてしまったが、その後、起き上がってきれいに咲いている。
一度倒れたため、高さはコンパクトだが、株元からの茎数が増え、花数は密になっている。
秋の穏やかな日差しと心地よい風の中、繊細な茎の先でそよぐコスモスの花は可憐。
しかし、台風にも負けない力強さも感じられる。

服部緑地公園の花壇

コスモスの花

コスモスにはオレンジ色の黄花コスモスやチョコレート色のコスモスもあるが、やはりピンク、白、薄紅色のグラデーションの花が秋の青空に映えて心地よい。

服部緑地都市緑化植物園の花壇にもコスモスの花が咲いていた。
こちらはレモンイエローの花が混じっていた。
レモンイエローの薄い黄色の花はピンクや白の花といっしょにパステルカラーのやさしい配色になっている。

都市緑化植物園のコスモス

服部緑地都市緑化植物園再開        2018/9/27

9月4日の台風21号被害で閉園になっていた都市緑化植物園は、今日、3週間あまり経て再開した。

再開の看板

9月15日(土)に服部緑地公園の台風21号被害状況を見に訪れた時、植物園は閉鎖され、レッカーやバックホウ等の重機がはいっていた。
チエンソーで木を切る音も響いていた。

服部緑地公園の樹林地の被害は大きく、多くの木がなぎ倒され、幹折れ等もありひどい状態だった。

植物園の中の被害もかなりあるのではないかと思っていた。
入り口外側の街路樹見本園ではフウやセコイヤの先端部分が無くなっていた。
しかし、倒木した木は無いように思えた。

セコイヤ

フウ

植物園の中に入ると芝生広場周りのラクウショウやメタセコイヤの木の被害はあまり感じられなかったが、よく見ると梢や枝が吹き飛ばされている。

芝生広場回り

奥に進むと根元から切られた大きなラクウショウの切り株が3本。

切り株

大きなハンノキは跡形もなく処分されていた。

ハンノキの跡

ダイオウショウの木は3本中2本が被害、残った木も枝折れがあり、大きな松ぼっくりの実はもう期待できない。

ダイオウショウ

しかし、植物園管理者の努力で、初めて見る人は大きな台風の被害があったとは気が付くにくいだろう。
シンボルの2本のしだれ桜も被害は少なく見えたので、来春はも無事に咲いてほしい。

シダレザクラ

大泉緑地の台風21号被害         2018/9/25

9月4日(火)の台風21号の被害状況を見に行こうと大泉緑地に出かけた。
ネットでは大泉緑地は他の緑地(服部緑地、久宝寺緑地)より園内の利用できる範囲が広く、早かったので台風被害は少ないと思っていた。

しかし、他の緑地と同じで木は根鉢ごと倒れた木、幹折れ、枝折れした木が多く見られた。

樹林地の被害状況

樹林地の被害状況

春先から大泉緑地のキングツリーたちとして調べていた木も大きな被害が出ていた。アキニレは風に弱く幹から倒木している、クスノキは枝折れが多い。

アキニレ

クスノキ

頭泉池の東側のヒマラヤザクラは2本とも倒れ、そばのセコイヤも根元から倒れた。

ヒマラヤザクラ

倒れたセコイヤ

樹林地は倒木や幹折れ、枝折れした木がそのままの状態で。
通路にかかり切り出された丸太も放置されたまま。
この状態では片付けだけでも非常に長い期間と費用がかかる。

樹林地の被害

台風の被害対策で大芝生広場や桜広場の草の刈り込み作業が遅れ、雨上がりでは広場に入ることすら困難であった。

造園業者、植木職人の高齢化と減少化も進んでいる。
府内すべての公園緑地で大きな台風被害があり、どこの公園緑地もなかなか処置は進んでいない。

大泉緑地では今月29日から植木市の催しが行われる予定だったが中止となった。
理由は台風による商品の仕入れ等が困難のためという説明があったが、台風の処理で植木市まで手が回らないというのが本当の理由だろう。

一言主神社付近のヒガンバナ       2018/09/18

北大阪地震、台風21号、曇天が続き気持はさえない。
今年は猛暑続きで彼岸花の開花は少し遅れると考えたが、思い立って葛城山山麓線のヒガンバナを見に行った。
目指すところは御所市の一言主神社の付近。
山麓線に車を進めていくと田んぼの畦にちらほらヒガンバナが咲いているのが見れる。
いつも、まず楢原付近で車を止め、付近の田んぼの畦でヒガンバナの写真を撮るがここはまだあまり咲いていない。
しかし、山麓線と一言主神社の進入口付近は満開。

進入路付近のヒガンバナ

ここで写真を撮り、一言主神社の駐車場に車を止める。
その前の田んぼの畦はヒガンバナの花の共演。
見ごたえがあった。

田んぼの畦に咲く

ヒガンバナ

ヒガンバナは不思議な花である。彼岸の頃になると何もない地面から急に蕾を上げ、4~5日で開花。開花時期も短く、すぐに終わってしまう。
しかも、これだけの多くの花を咲かせるのに種は一つもできない。
何のためにこれだけのたくさんの花を一斉に咲かせるのか。

服部緑地 台風20号の落とし物      2018/08/25

四国から近畿地方に台風20号が上陸、23日深夜から翌24日早朝にかけて風雨とも強まり、眠れない夜を過ごした。
台風が過ぎてからも強い風はあまり止まない。

25日は久しぶりにまた服部緑地へ。
強かった風のせいで木の枝や木の実がたくさん散乱していた。
まだ木の実の収穫時期には早く、今日はどんぐりの樹のチエック。
位置と生り具合を。木によって木の実の大きさが違う。
ストライプやリースに使う木の実は大きいほうがよい。
マテバシイとシリブカガシのどんぐりを確認、服部緑地のどんぐりは少し小さい。

クヌギの枝

プラタナスの枝

マテバシイの木の実

10時前になったので、植物園に。
植物園でトチノキの実が落ちているのを発見。
トチノキは8月なのに、葉も紅葉し、陽に輝いて美しい。
トチノキの実も少し採取、他の木の実と一緒にリースにして飾るつもり。
トチノキの実を拾えるのはもう少し先、9月に入ってからと思っていたので思いがけない拾いものでした。

トチノキの紅葉

トチノキの実

服部緑地 ハスの花        2018/08/04

山ヶ池のハス

山が池のハス

猛暑日、熱帯夜の続く中、体の運動をかねて、服部緑地公園の蓮の花を見に行った。
朝、8時頃家を出て、丁度9時に公園に着いた。
蓮の花が見られるのは山が池でこども楽園横のウッドデッキから一望できると案内の栞にある。
山が池周りはパイプフェンスで囲まれていてその周りから見ることになる。
パイプフェンスの付近は蓮の花が見やすいよう草が刈り取られており、写真も撮りやすい。
水面を覆い尽くす蓮は壮観で、花もほどよく咲いている。

ハスの花

ハスの花

蓮の花の透明感はどう表現すれば良いのか、透き通った花弁はどんなに熱い日差しのなかでも、視覚的に涼しく和ませてくれる。
花の陰影を作る花弁にもあの細やかな蓮糸(ぐうし)で作られているに違いない。
絹より細く華奢で弱々し糸があの透き通った花弁を織りなしているのか。
とにかく、見ているだけで癒やされる、仏の花に相応しい姿である。

蓮の花で心が洗われた後植物園へ。

蓮に見とれて、植物園に着いたのは10時を回っていた。
植物園で初めてキササゲの木を見つけた。
今、梓・楸・キササゲ・アカメガシワをHPにアップする準備中なので感激の対面となった。
花の時期は6~7月、花はもう見られなかったが、名前の由来のササゲ豆に似た果実は印象的です。

キササゲ

服部緑地 円形花壇のひまわり   2018/07/20

画像の説明

7月18日のNHKのニュースで服部緑地の円形花壇のひまわりが満開を迎え、今週いっぱいが見ごろという報道があった。
服部緑地の中に植物園があって(有料¥210)この指たかれというボランティアが園内の木や花を案内解説している。
木や花の案内解説に興味を持ち今年5月に初めて服部緑地都市緑化植物園に行った。
こじんまりした敷地の中にメタセコイヤ、ラクウショウ、セコイヤ等の大きな木や深い森があり、都会の中とは思えない雰囲気の空間が素敵で年間パスポート(¥1030)を買いました。
木智塾で解説している樹木を白地図にプロットしようと月2回のペースでいこうと思っています。
さすがにこの時期は猛暑日の連続でなかなか足を運ぶのが躊躇されます。

しかし、ひまわりが綺麗に咲いていることに背中を押され、朝一でひまわりを見に行き、10:00からは植物園という予定で出発。

植物園でない服部緑地は今日がはじめて、円形花壇の場所はすぐに分かった。
ひまわりはたくさん咲いていて本当に今が見ごろ。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

他のひまわりの名所に比べると少しさみしいが公営緑地ではこれぐらいが限界か

植物園の奥の花壇にもひまわりが植えられていたが、こちらはちらほら咲きで、見ごろは一週間先か。

植物園のひまわり

植物園のひまわり

ひまわりの解説は旬の草花 8月ひまわりで。

栞しおり  2018/07/05

昨日から雨が降ったりやんだり、昨夜は大雨になった。
雨の降るエリアが続けて集中して降る傾向になっている。
明日も明後日も雨が続く予報になっており、今まで体験できてない雨。
地球温暖化が少しずつ実感させられる。

葉っぱの栞作りをライフワークの一つとしてたくさん作っていきたいので栞について調べてみた。

しおり「栞」は「本に挟む目印の役割をするもの」という印象が強いかもしれませんが、これは日本のみでの使われ方で、本来は「木の枝を折ったり、削ったりしてできた道しるべ」の意味をもちます。
「栞(しおり)」という漢字は、同じ高さのものがそろっていることを意味する「干干」と「木」が結びついた漢字です。
漢字上部の「幵」は同じ物を2つ並べて、平らにそろえられている様子を表し、「栞」では「(木を)切りそろえる、削る」の意味で使われています。これに「木」を組み合わせて、木を削ってできた「道しるべ」の意味が生まれました。高さをそろえるために、削っているということです。
つまり、木を削り、帰り道の目印としたものことで「しおり」を意味する漢字になりました。

しかし、日本では「道しるべ」の意味よりも、本に挟む「しおり」のイメージが浸透しています。
栞(しおり)とは、本に布や紙などをはさんで、どこまで読んだか目印にするものです。
本にはじめからとりつけてある、平織の布のことも、しおりと言います。
この平織の布のことは、「スピン」、「しおりひも」ともいわれます。

さらに、「旅のしおり」などと言って、簡単に旅行さきのことをまとめた小冊子のことも「しおり」と言います。
本をどこまで読んだかの目印と旅の案内。
たしかに、本の目印と旅の行き先の目印になるということで、同じ「しおり」という言葉の意味になります。
本をどこまでよんだか、すぐわかるように、目印になるように はさむもの。
旅をするときに、どう行けばいいのか、探せるように、目安にする小冊子。
ともに、目印となるものですから「しおり」と言います。

もともとは、「撓る(しほる)」という、草木をたわめるという言葉が本当の「しおり」の由来です。
「草木をたわめる」とは「草木を曲げたり、しならせる」という意味になります。
草木を曲げたり、しならせたりして結び目をつくり、それを帰り道の目印として迷わないようにする。
そして、この撓る(しほる)が⇒「しをる」⇒「しおり」と変化していったものです。
さらに、撓る(しほる)の「草木を曲げたり、しならせる」という言葉の意味から枝を折って帰り道の目印としたことで「枝折」という漢字での表現が生まれたものです。
ですから、しおりを枝折と書くのは当て字となります。

「栞」は人気漢字で響きも可愛らしく、ぜひ娘や孫の名前に使ってみたいと思う人も多くいると思われます。
「栞」は1990年に名前への使用が認められた、比較的歴史の浅い人名漢字です。
元々は1981年にサザンオールスターズが発表した「栞のテーマ」という曲が人気になったことで、「栞」の認知度が高まったのが関係しています。
「栞」を名前に使いたいという要望が強まったことで人名用漢字として認められました。
ちなみに、女優の貫地谷しほりさんは親がサザンオールスターズのファンだったことから、「栞(シオリ)」の名前を検討したものの、生まれた1985年当時は人名漢字ではなかったため、かな表記の「しほり」となったそうです。
明治安田生命が発表する名前ランキングによると2010~2015年の6年間で、「栞」という漢字を含む名前は5回ベスト100にランクインしており、徐々に人気が高まってきている様子がうかがえます。
「栞」は字面が左右対称でバランスがとれていて、直線も多くすっきりした印象のある漢字です。
日々の努力によって、まっすぐ成長してくれそうなイメージがあります。
「しおり、道しるべ」の意味から「人生の道に迷わないでほしい」「人々を先導して案内できる人に成長してほしい」などの願いが込められます。
また「目印」は到着点に向かうための通過点のことなので、「小さな目標」とも置き換えられ、「地道に一歩一歩進む子になってほしい」との想いも込められます。

葉っぱの栞          2018/06/29

ネットのニュースを何気なく見ていたら

「図書館恐怖の写真画像をご覧頂きたい」として投稿されたのは、利用者が本に付箋を貼り、剥がした際に活字ごと剥がれてしまったという写真。今月21日、県立図書館で本の修理などを担当する白石智彦さん(50)が投稿した。すると瞬く間にリツイートされ、「怖すぎる」「活字ってはがれるんだ。知らなかった」などのコメントが相次いだ。
白石さんによると本は1977年に出版された県の歴史について書かれたもので、投稿の10日ほど前に返却された。利用者からは「貼った付箋をはがそうとしたらこうなってしまった」と言われた。これまでも何度か付箋で同じ被害にあった本を見ていた白石さんは、「付箋でこうなってしまうとは知らず、悪気なくやってしまっている人が多いのではと思った」という。「少しでも多くの人に付箋の悪影響について知ってほしい」と投稿で注意を呼び掛けた。
白石さんは「長い年月を経た本でなく一見剥がした時にきれいに見える本でも、付箋の『のり』によって何十年後かに茶色く変色してしまう可能性はある」と話す。また、紙がやぶけてしまってセロハンテープを貼って返却される事もあり、「心遣いはうれしいが後々変色してしまうのでやめてほしい」と訴える。

 投稿には県立図書館と県立川崎図書館の公式ツイッターで過去一番の反響があったといい、白石さんは「付箋で本が破損するかどうかは見た目では判断できないので付箋は使わず、しおりや紙をはさむようにしてほしい。

6/28(木) 10:17配信  毎日新聞

という記事があった。
葉っぱの栞をたくさん使ってもらえれば良いなと思った。

一枚の葉          2018/06/28

だいぶ前から 紅葉した落ち葉を押し花にしてパウチしたものを切り抜いて、栞(しおり)や枝につるして、壁掛けやモビールもどきを作っていた。

ボランティアしているHGCの会員から「葉っぱのフレディ」は何の木の葉っぱか尋ねられた。
「葉っぱのフレディ」の話は新聞の見出しで、亡くなった日野原重明先生が「葉っぱのフレディ」のミュージカルに出演されていること目にとめたぐらいしか知らなかった。
「葉っぱのフレディ」をPCで検索して、初めて物語を知った。
たまたま、アメリカフウの葉のパウチが手元にあったので栞にした。
葉っぱのフレディの物語の印象を書いたカードとともに葉っぱの栞を配布できるようにした。アメリカフウの葉っぱは大きく、葉の先が5つに分かれているので本の栞としては作りづらく、使い勝手もあまり良くない。

今まで作った葉のパウチのなかではナンキンハゼの葉が紅葉の色のグラデーションと形のかわいさからたくさん作ってあった。

ナンキンハゼの葉の栞

他にはケヤキ、コヒガンザクラ、イチョウがあり、栞の材料とした。

今年の秋には栞に適した葉を探し求めることになるだろう。

HGCで木の名前を知ってもらおうと、大きな木を調べていたら、ポプラの木がたくさんあることに気づいた。
ポプラの木の説明文を調べていたら、「名付けられた葉」(新川和江)という詩を見つけた。

名付けられた葉

「葉っぱのフレディ」も「名付けられた葉」も葉っぱと人間を対比し、生き方の大切さを説いている。
「名付けられた葉」の詩のカードも作った。

葉っぱに興味がわき、PCで検索したところ、東山魁夷の一枚の葉という文章を見つけた。

『日本の美を求めて』東山魁夷 著 「一枚の葉」より

私は庭の木を眺めている。いや、枝についた一枚の葉を見ている。今は、その葉は美しい緑に、夏の陽を受けて輝いている。私は、その葉が、まだ、小さな芽として初めて私の眼に触れた頃を思い出す。それは昨年の冬の初めであった。今の葉のある場所には、乾いた茶色の葉が付いていたのが、枝を離れて散り落ちて行った時である。そこに、まだ小さな固い芽であったおまえが、みずみずしい生命を宿して誕生していた。
寒い風が吹き雪の降る日があったが、おまえは黙々として春を待ち、徐々に充実した力を内に蓄えて行く。ある朝、小雨が止むと点々と真珠の玉が枝に並んで光っているのが見える。それは芽生えの一つ一つに雨水がたまっていたのである。芽のふくらみが進んで来たのを感じた。春はもう間近である。

ようやく春が来る。芽の開く時の喜び。しかし、あの、地上に散って行った葉は、今は朽ち果てて土に還って行く。
おまえは、すくすくと伸びて初夏の陽を明るく透かす若葉となる。生命の充実を感じると共に、その柔らかい葉が虫に侵され易いのも、この季節である。幸いにおまえは無事に夏を迎え、いま、仲間と共に青々と繁り合っている。
私はおまえの未来をも知っている。夏の盛りになると、葉陰ではアブラゼミが騒がしく鳴きたてるだろう。しかし、台風が過ぎる頃になると、ヒグラシや、ツクツクボウシの、どこか淋しげな歌声に変わる。涼しくなる。蝉の声が聞こえなくなって、こんどは根もとの方から虫の合唱が、しめやかに秋の夜の興を添える。

おまえの緑は、なんとなく疲れた色合いになって来る。やがて黄ばみ茶色になって、寒い雨の中にうなだれている。一夜、風が雨戸を鳴らすと、翌朝、おまえの姿は、もう、枝には見られない。ただ、その跡に小さな芽が付いているのを私は見出すだろう。その芽が開く頃、地上に横たわっているおまえは土に還って行くのである。
これが自然であり、おまえだけではなく、地上に存在する全ての生あるものの宿命である。一枚の葉が落ちることは決して無意味ではなく、その木全体の生に深くかかわっていることがわかる。一枚の葉に誕生と衰滅があってこそ、四季を通じての生々流転が行われる。

一人の人間の死も、人類全体の生にかかわっている。死は誰しも好ましくないに違いないが、自分に与えられた生を大切にして、同時にひとの生をも大切にして、その生の終わりの時、大地へ還って行くことは幸いと思わねばならぬ。それは、私が庭の木の一枚の葉を観察して得た諦観と言うよりは、一枚の葉が生と死の輪廻の要諦を、私に向って静かに語ってくれた言葉なのである。

そして、東山魁夷の最後の言葉!
私たちは自然の姿に 生きとし生けるすべてのものの 生命の偉大さを感じることがある。
私たちは自然の姿に 人間として生きてゆく私たちの 人生の素晴らしさを学ぶことがある。
私たちは この大自然への 感謝そして畏れを 決して忘れることはないだろう。
遥かなる時を越えて 今日ここに ともに生命あるものとして。

一枚の葉っぱにこのメッセージを託し、想いを伝えるため、葉っぱの栞を作っていきたい。
葉っぱのメッセージとして、一枚の葉っぱ・葉っぱ001・葉っぱ002・葉っぱ003の詩をカードにして栞に添える。

1枚の葉

一枚の葉に 見える
一枚の葉に 気づく
一枚の葉に 学ぶ

一枚の葉に 戸惑い
一枚の葉に 驚き
一枚の葉に 魅せられる

一枚の葉から 紡ぎ
一枚の葉から 綴り
一枚の葉から 繋ぐ

大きさ、形、色合い 同じものは一つもない
一枚の葉が 伝える 時と命

葉っぱ 001 (小学生向き)

大きい葉っぱ 小さい葉っぱ
まるい葉っぱ 細い葉っぱ
硬い葉っぱ 柔らかな葉っぱ
ざらっとした葉っぱ つるっとした葉っぱ

葉っぱは 水を蓄える
葉っぱは 酸素を作る
葉っぱは 糖を蓄える

葉っぱは 食べられ 命を育てる
葉っぱは 枯れて 命の源になる

葉っぱに 学ぶ 時と命 

葉っぱ 002 (中高生向き)

葉っぱは どこにでもある身近なもの
葉っぱは 想いを届けるもの

一枚の葉っぱを 眺める
一枚の葉っぱに 触れる
一枚の葉っぱと 向き合う
一枚の葉っぱに 感じる

時間を忘れて 心を籠めて

人と自然の距離を縮める一枚の葉っぱ
人と自然は 補い合うもの

一枚の葉っぱに学ぶ 生命の意義

葉っぱ 003 (幼児向き)

身近(みぢか)な葉っぱ(はっぱ) 道ばた(みちばた)の葉っぱ(はっぱ)
公園(こうえん)の葉っぱ(はっぱ) お宮(おみや)さんの葉っぱ(はっぱ)

草(くさ)の葉っぱ(はっぱ) 木(き)の葉っぱ(はっぱ)

大きな(おおきな)葉っぱ(はっぱ) 丸い(まるい)葉っぱ(はっぱ)
細長い(ほそながい)葉っぱ(はっぱ) かわいい葉っぱ(はっぱ)
虫(むし)食い(くい)の葉っぱ(はっぱ) ちぎれた葉っぱ(はっぱ)

私(わたし)の大好き(だいすき)な葉っぱ(はっぱ)はクローバー(くろーばー)
四つ(よつ)葉(ば)のクローバー(くろーばー)は見つかる(みつかる)かな

葉っぱの栞003003

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